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性感染症

クラミジアの薬はオンライン処方できる?治療の流れと放置のリスク

監修: 巴 窓花(医師)

クラミジアの治療薬は、オンライン診療でも医師の診察を経て処方を受けられます。自宅からビデオ通話で相談でき、薬は中身のわからない梱包で届くため、「病院に行くのが気まずい」という理由で治療を先延ばしにする必要はありません。

先に大事なことをお伝えすると、クラミジアは自然治癒が期待できない感染症です。症状が軽くても、放置するリスクははっきりしています。この記事で治療の流れと知っておくべきポイントを整理します。

クラミジアはどんな感染症?

クラミジアはどんな感染症?

性器クラミジア感染症は、国内で報告数の多い性感染症のひとつです。特徴は症状が出ないことが多い点にあります。特に女性では自覚症状に乏しいことが多く、男性でも排尿時の軽い違和感程度で見過ごされることがあります。

「症状がない=感染していない」ではありません。無症状のまま進行したり、パートナーに感染させたりすることがあるのがクラミジアの厄介なところです。心当たりと不安がある場合の考え方は性病かもと不安なときの記事で詳しく解説しています。

こんな症状があれば要注意

無症状が多いとはいえ、出る場合は次のような症状が知られています。

男性に出やすい症状

  • 排尿時の軽い痛み・違和感
  • 尿道からの透明〜白っぽい分泌物
  • 精巣(睾丸)周辺の腫れや痛み(進行時)

女性に出やすい症状

  • おりものの増加・色やにおいの変化
  • 不正出血、性交時の痛み
  • 下腹部の痛み(進行時)

いずれも「別の原因でも起こりうる症状」のため、症状だけで確定はできません。心当たりの行為から1〜3週間前後でこうした変化があれば、検査・受診を検討するサインです。症状がない場合の考え方は性病かもと不安なときの記事を参考にしてください。

放置するとどうなる?

クラミジアは抗菌薬で治療しない限り、自然に治ることは基本的に期待できません。放置した場合、次のようなリスクが指摘されています。

  • 女性:子宮頸管炎から骨盤内の炎症へ進行し、不妊や子宮外妊娠のリスク要因になる
  • 男性:尿道炎から精巣上体炎へ進行することがある
  • 共通:パートナーへの感染、他の性感染症にかかりやすくなる可能性

「いつか病院に行こう」と数カ月放置するケースが実際に多いのですが、治療自体は短期間で終わることがほとんどです。早く動くほど簡単に済みます。放置している期間はパートナーへの感染リスクも続くため、自分のためだけでなく相手のためにも、気づいた時点で動くことに意味があります。

クラミジアの治療薬

治療にはマクロライド系などの抗菌薬が使われます。代表的なのがアジスロマイシン(ジスロマック)で、服用が1回で完了するのが特徴です(1回分の服用で効果が約1週間持続するとされます)。

iKUiKUではジスロマック250mg(6錠・税込6,500円)を取り扱っています。用法は1日1回4錠をまとめて服用する形で、食前・食後を問いません。服用後に吐き気・腹痛・下痢などが出ることがあり、症状が強い場合は医師に相談してください。

最も重要な注意点は「飲み切り・治ったつもり」です。症状が消えても菌が残っていることがあるため、医師の指示どおりに服用し、治療後の再検査(治癒確認)までがワンセットです。

オンライン処方の流れ

オンライン処方の流れ
1

LINEで予約・問診

症状・心当たりの時期などを問診で回答します(1〜3分)

2

ビデオ通話で医師の診察

状況を確認し、治療方針と薬を決めます。検査が必要と判断される場合は案内があります

3

決済・配送

お薬は最短2営業日、プライバシーに配慮した梱包で届きます(送料770円)

家族と同居している方も、配送日数と梱包の記事で紹介しているとおり、中身がわからない形で受け取れます。

治療にかかる費用の目安

オンライン処方の場合、費用は「薬代+診察料+送料」です。iKUiKUではジスロマック250mg(6錠)が税込6,500円、送料770円なので、診察料を除けば7,000円台で治療を始められます。放置して症状が進行した場合の通院・治療の負担と比べれば、早期対応のほうが時間的にも金銭的にも軽く済むことがほとんどです。

パートナーと「ピンポン感染」の問題

クラミジア治療で見落とされがちなのが、パートナーの同時治療です。自分だけ治療しても、パートナーが感染したままだと、治ったそばから再感染する「ピンポン感染」が起こります。

・治療期間中の性行為は避ける
・パートナーにも検査・治療をすすめる
・言い出しにくい場合も、再感染を繰り返すより一度の共有のほうが負担は小さい

伝え方に正解はありませんが、「健康診断的に一緒に検査を受けよう」という形で切り出す方もいます。医師にも相談できるポイントです。

治療後の再検査(治癒確認)はいつ?

見落とされがちですが、クラミジア治療は「薬を飲んで終わり」ではありません。治癒の確認には再検査が必要で、タイミングには注意点があります。

  • 服用直後の検査は不正確になりうる:死んだ菌の成分が残っていて陽性と出ることがあるため、服用後すぐの検査は適しません
  • 目安は治療後2〜4週間前後:具体的な時期は検査方法によって変わるため、医師の指示に従ってください
  • 症状が消えても再検査は省略しない:症状の消失と菌の消失は別です

再検査で陰性を確認して、はじめて治療完了です。ここまで終えれば、不安を引きずらずに済みます。

検査について

クラミジアの確定には検査が必要です。保健所や医療機関の検査のほか、自宅でできる検査キットも普及しています。なおiKUiKUでは、HIV・梅毒・B型肝炎・C型肝炎を一度に確認できるSTD自宅検査キット(4項目・税込7,900円)も取り扱っており、他の性感染症への不安をあわせて確認したい方に利用されています。どの検査が適切かは診察時に相談してください。

この記事のまとめ

  • クラミジアの治療薬はオンライン診療で処方を受けられる
  • 自然治癒は基本的に期待できず、放置は不妊等のリスク要因になる
  • アジスロマイシン(ジスロマック250mg 6錠6,500円)は1回の服用で治療が完了する形が一般的
  • 症状が消えても再検査(治癒確認)までがワンセット
  • パートナーの同時治療をしないと再感染(ピンポン感染)が起こりうる

よくある質問

Q. 検査をしていなくても薬だけもらえますか?

A. 診察で状況を確認したうえで、医師が治療の適否を判断します。症状や経緯によっては検査を先にすすめられる場合があります。自己判断での服用は避けてください。

Q. 薬を飲んでからどのくらいで治りますか?

A. アジスロマイシンは服用後約1週間効果が続くとされ、多くは1回の服用で治療が完了します。ただし治癒の確認には治療後の再検査が必要です(服用直後の検査は結果が不正確になることがあります)。

Q. 治療中に性行為をしてもいいですか?

A. 治癒が確認できるまでは控えてください。パートナーへの感染や再感染の原因になります。

Q. のど(咽頭)のクラミジアもありますか?

A. あります。オーラルセックスでのどに感染することがあり、性器と同様に無症状のことが多いとされます。心当たりがある場合は診察時に伝えてください。

Q. 誰にも知られずに治療できますか?

A. オンライン診療なら来院不要で、薬は中身のわからない梱包で届きます。オンライン診療の流れの記事で受診手順を確認できます。

Q. 一度治ればもう感染しませんか?

A. 免疫がつく感染症ではないため、再感染します。治療後も予防(コンドームの使用)と、不安があるときの検査を続けることが大切です。

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この記事の監修者

監修者 巴 窓花

巴 窓花(医師)

大阪公立大学卒業。東京慈恵会医科大学附属病院での臨床経験を経て、美容クリニックにて診療に従事。ボトックスビスタ認定医・ジュビダームビスタ認定医。患者一人ひとりの悩みに寄り添う、丁寧なカウンセリングと診療を心がけている。

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